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慶應義塾横浜初等部
「体験教育」 「自己挑戦教育」 「言葉の力の教育」
■校長名
校長 山内 慶太 先生
■所在地
〒225-0012 横浜市青葉あざみ野南3-1-3
■電話
045-507-8441
■ファックス
■最寄り駅
東急田園都市線「江田駅」徒歩10分
■HP
http://www.yokohama-e.keio.ac.jp/
お知らせ
2013.07.08
NEW
2014年度入試 日程情報!
2014年度入試 説明会情報!
2012.12.25
2013年度入試 応募者数!
基本情報
教育内容・諸経費
説明会・公開行事・入試日程
提出書類見本
建学の精神・校訓
慶應義塾は、安政5(1858)年の創立以来その形を次第に整え、明治31(1898)年、今日に至る一貫教育の制度を確立しました。それから一世紀余を経て、社会はその変化を更に加速させ、国際化・グローバル化への対応が強く求められています。今後益々、様々な価値観・利害が錯綜する、複雑で変化の激しい時代になっていくことでしょう。一方で、子供達を取り巻く環境は、家庭や地域の機能の低下が指摘されるように、様々な課題を呈して来ています。
横浜初等部では、独立自尊の精神を体現した将来の社会の先導者を育てるために、今の子供達を取り巻く環境と、子供達が社会に出て活躍する時代を共に見据えながら、新たな教育を創り出していきます。勿論、人間としての基本的な資質を育む年代である以上、新しさを殊更に衒うことなく、普遍的な教育を大切にしなければならないことは言うまでもありません。
入学間もない時期には、健康な身体と共に「律儀正直親切」な性質を養うことに力を注ぎます。律儀とは、自分のなすべきことを考え、それをまめに努めて行うことです。自分のなすべきことは、年齢と共に公の役割にまで広がっていきますが、その習性は、幼少期に、自分の身近な生活の中で行うことから始まります。そして、6年間を通じて、知力、体力、気力、表現力、人の心を思いやる力、異なる価値観を超えて協力する力、社会的責任感と倫理感など、多様な資質を育みます。
そのために日々の教育は、基礎学力の重視はもとより、「体験教育」、「自己挑戦教育」、「言葉の力の教育」を三つの柱に展開します。
卒業する時に、その基礎が培われていることを期待する資質は、福澤諭吉先生以来の建学の精神に照らせば「身体健康精神活発」と「敢為活発堅忍不屈の精神」の二語に集約できます。強健な身体、気力と快活さに富んだ精神、そして、弛まず積極的に事をなす姿勢、自ら思慮判断する智力に裏付けられた勇気があって初めて、将来の益々複雑で変化の激しい時代において、直面する様々な困難に粘り強く取り組むことができると考えるからです。
なお、福澤先生が「一家は習慣の学校なり」と言ったように、子供の教育において家庭の役割は大きいものがあります。在学中に、家庭も家庭として育つ学校でもありたいと思います。
教育・指導方針
・自己挑戦教育
自分の得意なことで更に高い目標を定めて達成したり、逆に苦手なことに積極的に取り組み、少しずつでもできるようになる体験を大切にします。例えば、運動から知的な活動へというように、その子供にとって得意で愉しい活動で得た自信をそれ以外の活動に広げていくことが大切です。その積み重ねが、どんなに難しいことでも、自分にはやり遂げることができるという自負と強い気力を生み出します。
昨今、くじけやすい子供、困難と向き合えない子供が増えているとしばしば指摘されています。しかし、これからの時代の先導者となるためには、困難に直面しても、くじけることなく粘り強く取り組み解決する力が求められているのです。
・体験教育
授業時間内と課外の活動、校内と校外の活動のいずれにおいても、具体的な観察・体験を大切にします。抽象的な概念や理屈も、そのまま受け入れるのではなく、自ら能動的に観察し体験することで初めて実感を以て理解できるようになりますし、その繰り返しの中で、物事の本質を掴む洞察力も培われます。
昨今の子供達は、核家族化、自由に遊べる空間の狭小化、バーチャル・リアリティのゲーム機の普及等によって、生活や遊びの体験が乏しくなっています。それだけに、非日常的な体験だけでなく、日常の生活と結びつく体験や創造的な遊びを豊かにすることが益々大切になっています。
・言葉の力の教育
良書に親しむことや、自分の考えを他人が理解できるように言葉で表現する訓練等を通じて、あらゆる思考の基盤となる読む力と書く力、更に他者との協働を可能にする聞く力と話す力を養います。
近年、大学生に至るまで、読む力、書く力が低下して来ています。加えて、インターネット等で安易に不確かな情報に頼る傾向も強くなっています。このような中で、あらゆる教科にわたって、確かな学力の基礎、論理的な思考力の基礎として、言葉の力が益々大切になっています。また、言葉の力を、現象を読み解く力、問題を見出し解決する力につなげるために、文字としての言葉だけでなく、数や量を扱うことにも力を入れ、いわば科学の言葉、科学の文法の基礎も養います。
指導のポイント
週6日制を実施して十分な授業時間数を確保し、詰め込みや前倒しでない真のゆとりある授業を進めます。6歳から12歳の時期は、学習の習慣を身に付け、抽象的な概念を次第に理解し使いこなすようになる時期です。それだけに、特に初等教育にあっては、十分な授業時間を使ってゆとりある教育を進めることは本来のあるべき姿なのです。そのような条件の下で学級担任による確かな学級経営と専科教員による専門性の高い教育内容の提供ができるものと考えます。生徒にも教員にも十分に活用できる時間を与えながら、私学教育の使命である確かな学力の定着を図ります。
低学年から音楽、図画工作、体育、英語などの教科は専科制を取り入れます。高学年(5・6年)はすべての教科で教科担任制を実施する予定です。
また、言語技術教育を積極的に取り入れて言葉の力を磨くと共に身の回りの具体的な事柄についてデータを基に考える統計教育にも力を入れていきます。
特色ある授業
遠距離通学の生徒に配慮して、朝の登校は50分の幅を持たせます。授業終了後、学校に留まって遊びや読書を楽しむことができるように下校までの時間を長く取ります。放課後は、低・中学年は校庭での遊びや図書館での活動が中心ですが、高学年はクラブに所属してスポーツや芸術に打ち込みます。
また、図書館等では日本語や英語の児童書の読み聞かせ、音楽、美術、実験等の自由参加のプログラムを開き、生徒の好奇心を刺激します。横浜初等部では、授業内外、教科内外を問わず、確かな学力の基礎を築くと共に、スポーツ・芸術等を通じて、豊かな感性と個性を育みます。
課外活動
・クラブ活動
5・6年生が参加
高学年はクラブに所属してスポーツや芸術に打ち込みます。
学 費
入学時(4月までに必要な費用)
入学金
340,000円
授業料
940,000円
施設設備費
450,000円
教材費
20,000円
給食費
110,000円(予定)
入学後・年間(4月以降必要な費用・年額表示)
クラス費
-円
教育振興資金(寄附金)
-円
慶応義塾債(学校債)
-円
※上記金額は2013年度(H25年度)の予定です。