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私立小学校校長先生インタビュー

校長先生インタビュー

日本女子大学附属豊明小学校 山口 博子 校長先生

日本女子大学附属豊明小学校 山口 博子 校長先生

日本女子大学附属豊明小学校

日本女子大学附属豊明小学校

日本女子大学附属豊明小学校
■ 創立の理念についてお聞きできますか。
創立者・成瀬仁蔵は日本の女子高等教育のパイオニアとして知られています。
1901年、わが国初の女子高等教育機関である日本女子大学校を創立、その5年後には附属豊明小学校を開校しました。成瀬は教育方法においても、当時一般的だった知識注入型の詰め込み教育を排し、子どもが学び、伸びていこうとする「原動力」を育てる自学自動教育を提唱して、その後の児童中心主義教育の先駆けとなりました。
また晩年には、後進が継承すべき精神として「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」の三綱領を遺し、その理念は今も学園の核として脈々と受け継がれています。
豊明小学校ではその実現のために、「実物教育」「自学自動」を基軸にした教育を進めています。

■ カリキュラムや授業のポイントについてお聞かせください。
「実物教育」つまり「本物」に直接触れることによって学ぶことは、全教員が全教科に亘って心がけているポイントです。
例えば本校には都心の学校には珍しく武蔵野の雑木林の面影を残した教材園があるのですが、理科の時間にはそこで年間を通して植物観察を行います。音楽の時間の鑑賞は、演奏家を招いての生演奏です。ピーナッツ掘り、おいも掘り、田植えと稲刈りなどの農場体験、テレビ局の方に来ていただいての番組作り、プロの指導でのパン作りなど多様な活動を行っています。直接体験が難しい分野でも、抽象的な「ひとごと」ではなく、具体的な「自分ごと」となるような工夫をすることで、自ら学ぶ意欲を高めています。
また本校には成績表がありません。数字や簡単なコメントでは表現しきれない詳細な内容を、学期末の保護者面談で直接お伝えしています。生活態度や学習姿勢・成果などをきめ細かく見て学校での様子をお伝えし、保護者の方からもお話を伺って、課題があればその解決策を話し合う機会としています。

■ 貴校が望む家庭像やお子さんはどのようなものでしょうか。
求める家庭像といたしましては、
 @ 父母が互いに協力し合っている家庭
 A 子どもに過不足のない愛情を注いでいる家庭
 B 社会の基礎単位としての役割をしっかり果たしている家庭
 C 学校の目指す方向に協力する姿勢を持っている家庭
です。
また、求める児童像といたしましては、
 @ 愛情豊かに育てられている子
 A 基本的な生活習慣がしっかり身についている子
 B 心身ともに健康な子
 C 集団性・社会性が年齢相応に発達している子
 D 生き生きとした意欲のある子
と考えております。以前は、元気で活発な子でないと合格できないといった印象をお持ちだった方もいらっしゃるようですが、そのようなことはありません。元気な子、控えめな子、じっくり考える子、いろいろな個性が集まってこそ良い学級集団が出来ます。

■ 英語やプログラミング教育はどのようになさっていますか。
英語に関しては附属校であることを生かして、日本女子大学・英文学科との連携でカリキュラムや教育方法を決めています。小学生に英語を教える方法を専門的に身につけたプロフェッショナルの専任教員が授業を担当します。授業は1年生から6年生まで英語のみで行い、子どもたちは日本語を覚えたときと同じように、自然に内容を理解して身につけていきます。6年生の希望者は、オーストラリアでのホームステイに参加することが出来ます。現地の姉妹校に通って、海外の小学校生活を体験します。
プログラミング教育は、専門の教員が担当する『情報』の授業の中で系統的に行っています。1年生でiPadとアプリの基本操作を学び、2年生からプログラミング学習に進みます。3年生ではローマ字入力、4年生ではインターネット検索を盛り込みながら、より高度なプログラミングやプレゼンテーションを学び、高学年まで段階的に進んでいくカリキュラムになっています。情報モラルやセキュリティに関する授業も充実させています。iPadは情報の授業だけにとどまらず、各教科の授業の中でも日々活用されています。

■ 異学年の交流があると聞きましたが、具体的にはどのようなことを行っているのですか。
1年生に入学すると、ひとりひとりにペアの6年生がついて、1年間ほんとうの姉妹のようにお世話をしてくれます。週に1度の一斉清掃のときは、そのペアに2〜5年生も加わった縦割りグループで活動します。秋にはそのグループで1日遊ぶ行事がありますが、その日のために高学年の子どもたちは綿密に計画を立て、リーダーシップを発揮して全員が楽しめるように工夫します。その他、図工の時間に4年生が3年生に木工具の使い方を教えたり、生活科では2年生が1年生にアサガオの種まきを教えたりと、教科の中でも多くの交流があります。
こうした様々な交流の中で、下の学年はお姉さんをお手本にして安心して過ごすことが出来ますし、上の学年はお世話をすることで思いやりや責任感を育み、自分が低学年の時にあこがれていたお姉さんと同じ事ができたという達成感・自己肯定感を得て、大きく成長することができます。

■ 海外や地方に引っ越した場合、復学できますか?また附属中学校への進学はどのようになっていますか?
保護者転勤などで転校した場合は、豊明小学校に3年以上在籍しているなど一定の条件の下で再入学できる制度があります。高学年の場合は、中学2年生の4月までであれば、日本女子大学附属中学校に編入することも可能です。
附属中学校への進学を保護者および本人が希望する場合は、原則として附属中学校へ推薦します。また、大学進学は80%が日本女子大学に進学しますが、指定校推薦制度を利用して他大学に進学するなどの選択肢も用意されています。

日本女子大学附属豊明小学校

日本女子大学附属豊明小学校

日本女子大学附属豊明小学校
日本女子大学附属豊明小学校

日本女子大学附属豊明小学校

日本女子大学附属豊明小学校
■ 通学時間の制限はありますか?また、通学の安全対策や災害対策はどのようになっていますか?
通学時間の制限はありませんが、安全で健康的な通学が出来る範囲でお願いします。
お子様がひとりで安心して通学できるようになるまでは、付き添いをお願いしています。また、目白・江戸川橋・大学前の横断歩道・小学校正門に警備員を配置しているほか、保護者や地域の方の見守りサポートを実施しています。登下校を保護者の方へメールでお知らせするシステムもあります。児童および教職員は定期的に防犯訓練を行っています。
防災対策としてはまず、4年生が1泊2日で行う「災害時を想定した学校宿泊訓練」が挙げられます。大地震等で帰宅できなくなった場合を想定し、起震車や煙ハウスを体験するほか、校内に備蓄した非常食を食べ、全員が持っている非常用寝袋で眠ります。東日本大震災ではこの体験があったため、校内で宿泊することになった児童も落ち着いて過ごすことが出来ました。

■ 新型コロナウィルス流行に伴う休校中は、どのような対応をされていますか。
新型コロナウィルス対策としての休校期間中には、双方向通信でのオンライン授業を開始しました。
まず4月には、ビデオ会議システムを利用したオンラインホームルームを行い、クラスの児童とコミュニケーションをとりました。子どもたちはこの活動を通じて先生や友達とのつながりを実感し、安心できたように思います。
5月からは学習活動を中心としたオンライン授業が始まりました。このような状況でも学びを止めないように、オンラインであることを生かした効果的な双方向の授業を行っています。各家庭との連絡や課題の提出管理にもICTツールを取り入れています。

■ アフタースクールはどのような内容で行っておられますか。
学校に隣接する建物で「JWUほうめいこどもクラブ」という放課後学童保育を行っています。平日は放課後〜18:30まで、休校日は8:30〜18:30までお預かりします。宿題に取り組む時間、おやつの提供の他、さまざまなプログラムを用意しています。
例えば、フラワーアレンジメント、造形教室、女性狂言師による和の時間、宝塚女優による歌の会、大相撲力士を招いてのお餅つき、お琴の体験、絵本の読み聞かせや昔話の語り、パネルシアター、合気道、ピラティスなどです。
参加者は低学年の児童が多いのですが、希望する方には皆さんお入りいただけています。

■ 現段階(2020/5現在)で、入試内容や日程の変更は予定されていらっしゃいますか。
日程について、現段階で変更の予定はありません。ただ、状況が流動的ですので、今後変更がある可能性はあります。
入試にあたっては、お子様と保護者の方の健康と安全を第一に考えた形を整えたいと思っています。

本日はありがとうございました。
  日本女子大学附属豊明小学校 概要
日本女子大学附属豊明小学校 ■所在地:東京都文京区目白台1-16-7
■電 話:03-5981-3800
■最寄駅:山手線「目白駅」よりスクールバス5分・副都心線「雑司ヶ谷駅」より徒歩8分・有楽町線「護国寺駅」より徒歩10分
■HP http://www.jwu.ac.jp/elm.html
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