いっしょに学ぼう3つのこころ。
「意志」「表現」「感謝」…この3つのことばは、桐光学園小学校での生活の様々な場面で大切にしていることを表しています。学習や友だちとのかかわり、学校行事などの各場面で、3つのことばが具体化されていきます。 たとえば「表現」について。1・2年生では、日常生活の友だちとのかかわりの中から、時にけんかをしながらも、仲よくし、助け合うことを学んでいきます。3・4年生になると、少しずつ他者としての友だちの存在を尊重できるようになつていきます。友だちの考えを尊重し、信頼し合いながら助け合う心を育みます。5・6年生では、自分たちだけの力で協力して行う場面が増えていきます。意見を出し合う中で、謙虚な気持ちを持ちながら男女仲よく助け合うことの大切さを学んでいきます。このように、学年が上がるにつれて目標を少しずつ高くしていきながら日々の教育活動を行っています。
一人ひとりの興味・関心を大切に。
体験学習を取り入れた本校独自のカリキュラムで、子どもたちのやる気を引き出しながら学習指導を行っています。土まみれになりながら一生懸命に作物を育てたり収穫したりする農園活動。社会のいろいろな立場の方の話を聞いて視野を広げていく校外学習。学んだことをコンピュータを使ってまとめ、人に伝える研究発表。それらの活動は、一人ひとりの興味・関心を大切にしながら、子どもたちをより質の高い「学び」へといざないます。 子どもたちの「学び」を、確実に「定着」させていくことも大切にしています。毎日の15分間学習の時間には、漢字や計算の練習を反復して行い、どの学年においても基本的なことをしっかりと身につけさせていきます。また宿題を通して、無理なく家庭学習の習慣をつけていけるように工夫しています。
学園教育は保護者とともに
本校では、教員と保護者があたたかく子どもたちの活動を見守っていくことを大切にしています。様々な学校行事における父母会活動もその一つです。運動会、マラソン大会、収穫祭、もちつき会など、各行事委員の方々の協力で、より充実した行事となっています。 「お家の人が見てくれている」「応援してくれている」子どもたちがそう実感できたとき、前向きにいろいろなことにチャレンジできるようになります。行事のみならず、日々の生活の中で教員と保護者が一体となり、子どもに安心感を与えながら力強くサポートしていくのが本校の特色といえます。 |